沿 革
昭和飛行機の伝統に基づく確かな技術
昭和飛行機工業は、1937年に最新型の航空機を製造しようという壮大なロマンの基に設立されました。 当時としては大型のダグラスDC-3型輸送機などを800機あまりを製造し、また戦後は米軍の航空機修理、 そして初の国産旅客機として知られたYS-11の開発にも参加するなど、”飛行機”と半世紀以上も関わりを もってきました。
DC-3型1号機進空式
現在は、航空機の製造で培ってきた高度な技術力をもとに多彩な側面をもっています。 たとえば、アルミの溶接技術を活用したアルミタンクローリーや国内トップシェアをもつ航空機燃料給油車、 航空機機体部品及び機内装備品、各種ハニカム製品など 輸送用機器分野での製造事業の展開などです。
こうしたものすべては、新しいものに挑戦する創立当時からのチャレンジ精神によるものです。
1937年 | 6月 | 設立、公称資本金3,000万円 | ||
設立委員長・初代社長 牧田環 |
地鎮祭式場風景 昭和12年10月2日 |
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1938年 | 3月 | 東京製作所(東京都昭島市田中町所在)において航空機の製造を開始 | ||
本館正門(創業当時) |
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東京製作所全景 |
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1955年 | 6月 | 大神作業所において特殊車両(給油車、特殊トレーラー等)の製造を開始 | ||
1960年 | 1月 | 米国へキセル社と金属ハニカムに関する技術援助契約を締結 | ||
1967年 | 2月 | 西独スピッツァ社と粉粒体バルク輸送車に関する技術援助契約を締結 | ||
1969年 | 8月 | 米軍接収施設の飛行場地域返還(接収施設全面返還)、返還施設にパブリックゴルフ場(18ホール、パー72)を開設、同年11月営業開始 | ||
1970年 | 2月 | 米国へキセル社との金属ハニカムに関する技術援助契約に非金属ハニカムを追加 | ||
1981年 | 6月 | ハニカムデイップ工場完成、アラミッドハニカムの製造を開始 | ||
1982年 | 1月 | SAH(SHOWA ARAMID HONEYCOMB)コア、 ボーイング社の品質認定に合格 | ||
1985年 | 1月 | 米国ヘキセル社との技術援助契約期間満了 | ||
1991年 | 4月 | 米国シアトル市に海外拠点として駐在員事務所を開設 | ||
1997年 | 4月 | 米国駐在員事務所を法人化し、SHOWA AIRCRAFT U.S.A INC.を設立 | ||
1998年 | 7月 | 航空機事業部(当時)においてJIS Q 9001の認証を取得 | 1999年 | 8月 | 特装事業部(当時)においてJIS Q 9001の認証を取得 |
2001年 | 1月 | 昭島工場においてISO14001の認証を取得 | ||
2001年 | 7月 | ハニカム事業部(当時)においてJIS Q 9001の認証を取得 | ||
2003年 | 9月 | 航空宇宙関連製品においてJIS Q 9100の認証を取得 | ||
2010年 | 7月 | JIS Q 9001:2008、JIS Q 9100:2009への移行を完了し、認証を取得 | ||
2020年 | 3月 | TOBによりベインキャピタル(BCPE Planet Cayman,L.P.)の子会社化 | ||
2020年 | 10月 | 会社分割により、不動産事業、ホテル・スポーツ・レジャー事業を昭和飛行機都市開発株式会社に移管 | ||
2024年 | 8月 | 昭島市の住居表示の実施に伴い、本店所在地を「東京都昭島市代官山3-1-1」に変更 |