昭和飛行機工業株式会社 Recruiting Site

航空宇宙事業 03

設計技術部門

工業化学 専攻 / 入社 15年目

この分野のスペシャリストに

私の仕事とやりがい

ご要望に細かく対応できる会社は国内では他にない

私の所属する設計技術2課では、六角形のハニカムユニットと、それを利用した二次・三次製品を担当しています。設計技術2課は大きく5つのプロダクトチームに分かれていて、「ハニカムを製造するチーム」「そのハニカムに接着剤を介して板状の材料でコンポジットしたハニカムパネルを主に扱う複合材部品チーム」と、「航空機用の機体部品チーム」「ギャレー等に代表される航空機関係の内装品チーム」「給食カートや入浴装置などのライフサポート機器チーム」があります。私は複合材部品チームに所属しており、おもにハニカムパネルにおける、設計、生産技術、研究開発の部分で製品に携わっています。

ハニカムは、軽量で高い剛性をもつ構造材料として、航空宇宙分野以外にも、建築、自動車など幅広い分野に用いられています。お客様からの「こういうものが作りたい」というあらゆるご要望に細かく対応できる会社は国内では他にないと思います。手前味噌ですがハニカムの国内唯一の総合メーカーなんてよく言われています。

また少し別の話ですが、昭和飛行機工業はフレックスタイム制を導入していてとても働きやすい環境です。私は子供が2人いて、妻も働いているので時々子供を保育園に迎えに行くことがあります。そんな時でも「今日は3時で退社したいです」と相談をして、同僚や上司に協力してもらえる環境なのはありがたいです。

学生時代の取組み

変わったものを作っていて面白そうな会社

大学では、工業化学科を専攻しました。無機化学系の研究室に入り、カルシウム関係のセメントに関する研究を行っておりました。

私は、2004年に入社したのですが、その頃は就職氷河期と呼ばれていました。私には製造メーカーで働きたいという漠然としたビジョンがあり、それこそ従業員数数十人規模の会社や未上場の会社なども受けましたが、「技術職はマスターからしか採用していません」「今年は募集していません」といった形で門前払いされてしまうことが多く、エントリーシートを書いても返信すらも貰えないこともありました。

そんな状況が続いていた時、たまたま参加した大学内の合同企業説明会に昭和飛行機工業が出展していました。説明を聞いてみたらハニカムにタンクローリーやシェルターなど、変わったものを作っていて面白そうな会社だと思いました。その場で採用担当者に、大学時代に取り組んでいたことを伝えたところ、「大歓迎ですよ。ぜひ弊社へ来て詳しいお話を聞かせてください」と言われました。それまで門前払いを受け続けていたので、そのウェルカムな空気感がとても印象が良かったです。

昭和飛行機工業の魅力

「ものづくり」に携われている

昭和飛行機工業に入社してよかったことは、ビジョンとして持っていた「ものづくり」に携われているということですね。化学の分野でつくるものは、具体的な「モノ」ではないことが多いのですが、今携わっている業務では直接触れられるような具現化したものをつくれていて、とても満足しておりやりがいを感じられています。

また、学生時代に学んだ化学の知識に加えて、メカニカルな要素についても業務で携わることができ、大変充実しています。

航空宇宙用途のハニカムコアを製造している会社は世界的にも少ないので、昭和飛行機工業は高い技術を持っていると感じています。他社の方と話しても、ハニカムに詳しい方にはあまり出会ったことがないので、この分野のスペシャリストになれるよう突き詰めて勉強していきたいです。